信州産はちみつについて

信州産はちみつについて

信州は昔から自然が豊かで、どこか郷愁を感じさせる土地として知られています。
そんな信州産はちみつの特色を大きく3つにまとめました。

はちみつ生産量全国第一位の長野県

2015年から長野県は北海道を抜いて蜂蜜生産量全国一位となりました。長野県と言えばりんごの生産が有名ですが、みなさまご承知の通り、りんごは青森県に次いで長野県は生産量全国二位です。長野県のはちみつが、いかに注目に値する食材だという事がお分かりいただけたと思います。

平成27年度:農林水産省畜産振興課調べ「養蜂をめぐる情勢」(平成28年10月 農林水産省 生産局 畜産部より)
養蜂をめぐる情勢(平成28年10月)(PDF : 1,504KB)

歴史-平安時代天皇へ献上していた信州産はちみつ-

平安時代の法令集「延喜式」(えんぎしき)とは― 全巻50巻で三代式の一つで、延喜5 (905) 年,左大臣藤原忠平らが醍醐天皇の命令により編集されました。延長5 (927) 年に完成し、『弘仁式』『貞観式』をはじめ、古代政府の根本法令を補う形でその後発布された施行細則を集大成したものです。

その「延喜式」に以下のような記述があります。

密(ミツ)

「甲斐・相模・備中 各一升、能登・越中 各一升五合、信濃・備後は各一升を進む。」

昔から信州産のはちみつは格式が高く、伝統もあり、品質が良かった証拠でもあります。

千曲川沿いの自然、屋島という土地にこだわる理由

北信濃養蜂場の蜂場は、主に千曲川沿岸の長野市内の「屋島」という土地にあります。周りには畑や林があり、とても自然豊かな土地です。

この土地で、あかしあ、りんご、百花みつの三種類のはちみつを採取します。一つの土地で時期をずらして三種類のはちみつを採りますが、そのような採蜜に向いた土地は他には、あまり見られません。

3月~6月には、アブラナ科、キク科、マメ科、ナデシコ科と多くの科の植物が一斉に開花し、この時期に、りんごとあかしあの花も咲きます。6月にはイネ科が一斉に開花し、8~9月にはキク科が咲きだします。

また水がたまった湿地帯、ビオトープ等も見られ動植物の宝庫と言えます。

私(小泉徹司)は将来的には、この長野市千曲川沿いの恵まれた土地を、信州産ワインで有名な「千曲川ワインバレー」にならい、「信州はちみつバレー」と称して、周りの養蜂家と連携して全国に発信していくのが夢です。

このような自然環境のもと、「なごみつ」が採れます。「なごみつ」は、北信濃のおいしさが「ギュっ」と濃縮したブランドです。

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